症例紹介:右足の爪白癬治療
今回は、右足の1足趾に爪白癬が見られた患者様の治療過程をご紹介します。ビフォーの写真では、爪の中央から先端にかけて白濁が広がり、爪の表面には白い粉が付着していました。この状態は爪白癬の典型的な症状であり、時間が経つにつれ、爪が分厚くなり、さらに見た目が悪化する可能性があります。
治療の流れ
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フットケアドリルを使用した自費治療
まず、分厚くなった爪をフットケアドリルで削り、爪の表面を滑らかにしました。この処置は爪の外観を改善するだけでなく、外用薬の浸透を助けるための重要なステップです。- フットバスで足をしっかり洗浄
- ドリルで厚くなった部分を削り、爪を薄く仕上げる
- フットマッサージと保湿で仕上げ
この自費治療は1回8,800円(税込)で、約30〜40分の施術時間です。
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外用薬「クレナフィン」の使用
フットケア後は、爪白癬に対する外用薬「クレナフィン」を使用しました。検鏡で白癬菌が陽性であったため、クレナフィンを6か月間、定期的に塗布する治療を行いました。
治療の結果:1年3カ月後の写真
治療開始から1年3カ月後のアフター写真では、爪の白濁が消え、健康的な色に戻っています。白癬は完全に鎮静化し、爪の表面は滑らかで美しい状態に改善されました。長期間にわたるケアと外用薬の使用により、見た目だけでなく、爪そのものの健康も回復しました。
まとめ
爪白癬は治療を怠ると症状が進行するため、早期のケアが重要です。フットケアドリルと外用薬「クレナフィン」を組み合わせた治療は、爪の見た目と健康の改善に非常に効果的です。爪白癬でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。