今回は、高齢の患者様に眼瞼内反症の手術を行ったケースをご紹介します。術前の写真と、術後1ヶ月の写真を比較すると、明らかに改善が見られます。
術前
術前の写真では、睫毛が内側に向かっており、目に当たって涙が出やすい状態が確認できます。患者様は「まつ毛が目に当たって不快」と訴えており、特に外出時や風の強い日に目の違和感が強く、日常生活に支障をきたしていました。
術後1ヶ月
手術後1ヶ月の写真では、睫毛が正常な方向に改善され、内反が解消されているのがわかります。手術後は、まつ毛が目に当たらなくなり、涙の症状も完全に消えました。患者様も「目の違和感がなくなり、非常に快適に生活できる」と大変喜んでいただきました。
手術内容
内反症形成術を実施し、LTS法+Jones変法で対応しました。これにより、まぶたを適切な位置に修正し、睫毛が内側に向くのを防ぎます。
費用
- 3割負担:13,200円
- 2割負担:8,800円
- 1割負担:4,400円
主なリスク・副作用
- 内出血
- 腫脹
- 眼瞼外反
- 再発
- 傷の肥厚や陥凹
今回の手術では、術後の合併症はなく、順調に回復されました。