陥入爪の爪母切除術|なかにし︎形成外科クリニック|近鉄生駒駅の形成外科・美容皮膚科

〒630-0257 奈良県生駒市元町1丁目3−22 アクタスビル 4階
TEL0743-74-9911
WEB予約 instagram LINE tiktok
ヘッダー画像

ブログ

陥入爪の爪母切除術|なかにし︎形成外科クリニック|近鉄生駒駅の形成外科・美容皮膚科

左足の第1趾(親指)に、両サイドで陥入爪による不良肉芽が見られる状態が1年ほど続いていました。どんな治療を試しても治癒せず、痛みや炎症が続いていたため、当院にご来院されました。

治療:陥入爪手術(爪母切除術:児島Ⅰ法変法)

当院では陥入爪に対して、爪母切除術を行いました。今回は児島Ⅰ法に準じ、後爪郭に切開を加えない方法で手術を行いました。この手術により、爪の両サイドに不良肉芽が形成される原因を根本的に解消しました。

アフター(術後1か月半の状態):

術後1か月半の写真では、不良肉芽は完全に消滅し、両サイドともきれいに治癒しています。まだ爪の基部や側爪郭には若干の炎症やガサガサ感が残っていますが、これは時間とともに改善されていく見込みです。

治療費用:

今回の手術にかかる費用は、3割負担の保険適用で約8000〜9000円程度です。術後の内服薬や外用薬も含まれます。

術後の注意点:

手術当日と翌日は歩行時に少し痛みを感じることがありますが、その後は慣れてきます。陥入爪による不良肉芽も、爪の刺さりこみが解消されることで自然に退縮します。約1年後には、爪の基部もきれいに整い、完全な回復が期待できます。

詳しい手術内容や他の治療オプションについては、当院のホームページのコンテンツ「お悩み別→陥入爪・巻き爪」をご覧ください。

合併症・副作用について

手術による疼痛、出血、爪の幅が狭くなるといったリスクがありますが、術後の経過をしっかりと見守ることで、これらのリスクも最小限に抑えることが可能です。