顔面の皮膚腫瘍は、美容的な観点だけでなく、健康面からも早期の対応が求められます。
当院では、機能面を損なわず、美しい仕上がりを追求した治療を提供しています。本記事では、実際の症例と治療法について詳しくご紹介します。
症例紹介
Before
術前の写真です。右頬に約1cm程度の隆起性の皮膚腫瘍が確認されます。この腫瘍は、数か月の間に隆起・拡大が見られたため、患者様がご来院されました。
After
術後7か月の写真です。手術後の瘢痕はわずかに残るものの、ほとんど目立たない状態に仕上がっています。患者様にも大変ご満足いただけました。
治療の流れ
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診察と治療方針の決定
腫瘍の性質を診断し、手術の必要性を判断します。特に腫瘍が拡大している場合やサイズが大きい場合には、手術による摘出が推奨されます。切除した病変は病理検査に提出して確定診断を行います。 -
手術(紡錘形切除)
- 切除: 腫瘍を紡錘形に切開し、深部まで完全に切除します。
- 縫合: 真皮縫合と表層縫合を行い、傷跡が目立たないよう仕上げます。
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術後のケア
感染予防や傷跡のケアを徹底し、必要に応じてレーザー治療や外用薬を併用します。術後の経過観察も丁寧に行います。
治療のポイント
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手術の重要性
サイズが大きい腫瘍では、手術による切除が最適です。レーザー治療では、深部の腫瘍が残存したり、クレーター型の瘢痕が形成されるリスクがあるため、完全切除が可能な手術を推奨します。 -
美しい仕上がり
紡錘形切除と丁寧な縫合により、術後の傷跡を最小限に抑えることが可能です。真皮縫合と表層縫合を組み合わせることで、自然な仕上がりを実現します。
患者様へのメッセージ
皮膚腫瘍は早期の治療が非常に重要です。
特に顔面の腫瘍は、機能的な影響だけでなく、美容的な影響も大きいため、適切な治療を受けることをお勧めします。大きな腫瘍の場合でも、丁寧な手術で傷跡を最小限に抑えることが可能ですので、お気軽にご相談ください。
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