
1.症例のポイント
本症例は「腱膜性眼瞼下垂」に対して挙筋前転術を行ったケースです。
皮膚のたるみは軽度で、
主な原因は「挙筋腱膜のゆるみ」でした。
そのため余計な皮膚切除は行わず、
挙筋前転術のみでシンプルに治療しています。
術後は
・目の開きが改善
・眠そうな印象の改善
・眉を上げるクセの軽減
・眼瞼上のくぼみ(サンケンアイ)の改善
といった変化が得られました。
見た目だけでなく、視野の改善という機能面も重要なポイントです。
2.挙筋前転術とは
挙筋前転術は、ゆるんだ挙筋腱膜を適切な位置に戻し、
まぶたの開きを改善する手術です。
・手術時間:約1時間半
・日帰り手術
・保険適用あり
腱膜性眼瞼下垂では第一選択となることが多い術式です。
まぶたの状態に応じて、
「皮膚切除を追加するか」「どの程度前転するか」などを調整します。
3.ダウンタイムとまとめ
術後の経過は以下の通りです。
・術後3日程度:腫れが強い
・1〜2週間:徐々に軽快
・約1ヶ月半~3か月:自然な仕上がり
【まとめ】
・原因が腱膜のゆるみであれば、挙筋前転術が有効
・見た目と機能の両方が改善する
・日帰りで対応可能な手術
「まぶたが重い」「眠そうに見える」といった症状がある方は、
眼瞼下垂の可能性がありますので一度ご相談ください。
■治療内容
挙筋前転術
■費用(保険適用)
3割負担:約48,000円
2割負担:約32,000円
1割負担:約16,000円
■主なリスク・副作用
腫脹、内出血、二重まぶたになる可能性、ドライアイ









