アートメイク研修:PGCスクール原田先生の講習を受けてきました|なかにし︎形成外科クリニック|近鉄生駒駅の形成外科・美容皮膚科

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アートメイク研修:PGCスクール原田先生の講習を受けてきました|なかにし︎形成外科クリニック|近鉄生駒駅の形成外科・美容皮膚科

当院のアートメイク・アーティスト3名のスキルアップ研修が続々と続いております!今回はアーティスト兎本Nsに「PGC Shools」のアートメイク研修(3日間コース)を受講してきていただきました。

講師はアートメイク界では非常に有名な先生、原田絵美先生にご指導いただきました。

受講してくれた兎本Nsが、受講の様子を詳細にレポートしてくれたので、こちらで共有したいと思います。

当院のアートメイクはアーティスト3名の努力により、かなりレベルアップしております。アートメイクにご興味ある方は是非お電話にてご相談ください。

 

今回の研修の内容は、眉アートメイクマイクロブレーディング技法マシンシェーディングについてでした。

講師は、PGCスクール(最大手のアートメイクスクール)の原田絵美先生です。

原田先生は、インスタのイメージ通りとても明るくサバサバした楽しい方でした。

アートメイク歴は5年ですが、アートメイクを初めて2年目のときにコンテストで優勝されたという経歴もお持ちです。

乳輪乳頭や白斑のアートメイク等も行われています。

今回はマンツーマンの講習ではなく、受講生は私を含め8人で、そのほとんどがPGCスクールの卒業生でした。皆さんアートメイクへの熱意が強く刺激になりました。

場所は吹田市山田駅からすぐの、やのクリニックという皮膚科・形成外科のクリニックです。

北摂の住宅地にあるので、大阪の街中とは違うハイソな客層になるそうです。(生駒も同じような感じでしょうか?)

 

講習1日目

毛並みについての座学を受けてから、鉛筆で実際に毛並みを描く練習からスタートし、その後はひたすらシート彫りです。

先生に見ていただきながら、シートにストロークを彫る練習をしました。

講習というよりも特訓に近いような感じです。

黙々と彫っていましたが、先生がたまに面白いことを言って皆を笑わせてくれるので楽しくできました。

 

講習2日目

研修が始まる前にディプロマをいただき、写真撮影をしました。

(研修後だと化粧も落ちて疲れた顔になるので、最初に写真を撮っちゃいましょうという計らいです)

2日目も、基本的には特訓のような感じでひたすらシートと向き合い続けました。男性眉の特徴も教わりました。

2日間特訓して思ったことは、当たり前ではありますが、上達するには練習を重ねるしかないのだなということです。初日に彫った毛並みと2日目の最後に彫った毛並みを比べると、2日目の方がかなり綺麗に仕上がっていました。

自分でも成長を感じられたのが嬉しかったですし、とても上手な神様のようなアーティストさんも、こうやって地道に練習を積み重ねて上手くなっているんだなあとしみじみ思いました。

 

講習3日目(1ヶ月後の実技講習)

カウンセリングからデザイン、麻酔、施術の実践です。モデルとして当院のNsに来ていただきました。

モデルNsは眉頭はしっかりと毛があるのですが眉尻は全く毛がないため、原田先生に「これはやり頃だね~」と言われました。

原田さんは、麻酔を塗ってからカウンセリングをし、麻酔を拭き取ってからデザインとるという、短時間でデザインを決める実力が無いとできない難易度の高い方法でされているそうです。

デザイン決定後、メインストロークの下書きをしてから実際に毛並みを彫り、シェーディングを入れました。

今回はすっぴん風をご希望だったので、スパイン(眉毛の背骨となる部分 中心)をしっかりシェーディングし他はふわっと入れるのみが良いと教わり、そうさせていただきました。

モデルNsはお肌がつるつるでお顔も綺麗なので、原田先生に何度も「本当にお肌綺麗。目も大きくて、、、綺麗」と褒められていました。

原田先生は、直後だけが綺麗なアートメイクではなくて今後ずっとタッチアップしていける自然な眉毛であることを大切にされていました。

もし毛並みを深く入れてしまったり、毛並みが適応でない方に入れてしまうと滲んでしまう可能性があります。滲んだら毛並みのタッチアップは不可能です。また、酸化鉄の色素を選ぶのも将来のためです。退色してしまうが何度でもタッチアップができるし、もし気に入らなくてもレーザーで綺麗に消すことができるからです。

デザインに関しても、骨格・自眉毛に合わせて自然で美しい形を目指します。自眉から外れすぎるとその後の生活でお手入れが必要となってかえって大変になるし、骨格に合っていないと眉毛が2本に見えたりして美しくなくなります。

このように、原田先生は自分の考え方を強く持った芯のある素敵な先生でした。その考えを押し付ける訳ではなく、自分のやり方や考え方を見つけていってねというスタンスでした。

それぞれのアーティストによっても考え方や好みが異なるので、まずは今回教わった原田さん流をマスターできるように努力し、さらに自分の好きな毛並みや目の前の患者さんに合った毛並みを考えていけたらと思います。

スタッフの皆様、勤務や練習等ご迷惑をおかけましたが3日間も研修に行かせていただき、ありがとうございました。とても学びのある研修でした。

これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。