
目次
高度な色素沈着であっても、「原因を正しく見極め、治療の方向性を修正する」ことで、時間はかかりますが確実に改善は目指せます。
【症例紹介】
左:Before
右:ピルケア2回+ゼオスキン セラピューティック1クール後【1年後】
今回の症例は、他院でIPL(光治療)を長期間・繰り返し施術されたことにより、かえって炎症が持続し、高度な炎症後色素沈着(PIH)を生じてしまった方です。
IPLは本来、適応と出力、回数を守れば有効な治療ですが、炎症が残った状態で照射を繰り返すと、「シミを取る治療」が「シミを作る治療」になってしまうことがあります。
この方の場合、
・色調が濃く
・まだら状で
・長期間改善しない
という所見から、表層のシミというより、深部の炎症後色素沈着が主体と判断しました。
そのため、レーザーやIPLを追加する選択は行っていません。
当院でまず行ったのは、
✔ 表層の色素沈着の軽減
✔ 肌のターンオーバー正常化
✔ 慢性的な炎症環境のリセット
これを目的として、マッサージピール+ケアシス(成長因子導入:ペップビュー)を2回実施しました。
いきなり強い治療を行わず、まず「肌を立て直す」ことを最優先にしています。
その後、状態を慎重に評価したうえで、ゼオスキンヘルスのセラピューティックプログラムを4か月間、適切な指導と管理のもとで行っていただきました。
セラピューティックは反応が強い治療であり、自己判断で行うとトラブルの原因になります。
当院では、反応期の経過や使用量、外用の調整を細かく行いながら進めています。
今回の色素沈着は、4年かけて悪化した高度なケースです。
正直に言えば、短期間で完全に消失させることは困難です。
しかし、セラピューティックによるターンオーバー改善効果により、
・色調が明らかに薄くなり
・境界がぼやけ
・まだら感が軽減
1年後には、ノーメイクでもかなり自然な状態まで改善しています。
実際には、ファンデーションでほぼ分からないレベルまで落ち着いています。
ここで大切なのは、
「何をするか」よりも
なぜ今この状態になっているのか
今、肌に必要なのは刺激なのか、再構築なのか
を正しく見極めることです。
色素沈着に対して、
✔ レーザーを打ち続ける
✔ 光治療を重ねる
ことが、必ずしも正解とは限りません。
むしろ悪化してしまうケースも少なくありません。
原因と対策がきちんとマッチすれば、時間はかかっても改善は見えてきます。
今回の症例は、その一例です。
【治療内容】
・マッサージピール
・ケアシス(成長因子導入:ペップビュー)
・ゼオスキンヘルス セラピューティックプログラム
【費用】
・ゼオスキンヘルス セラピューティック(フルセット)
79,970円(税込)
【主なリスク・副作用】
反応期の赤み、皮むけ、ヒリヒリ感、炎症後色素沈着 など
まとめ
・IPLの繰り返しで色素沈着が悪化することがある
・深部PIHは刺激より「肌再構築」が重要
・正しい診断と段階的治療で改善は可能
色素沈着でお悩みの方、他院治療後のトラブルも含めてご相談ください。
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