
「目が小さい」「眠たそう」「きつい印象」
こうしたお悩みの背景に、実は複数の“機能的な問題”が隠れていることがあります。
今回の症例は
内眼角贅皮・眼瞼下垂・睫毛内反
この3つが同時に存在していた患者さんです。
一見すると見た目の問題に思われがちですが、
・目頭の皮膚が被さることで視野が狭くなる
・まぶたが十分に上がらず、無意識に力を入れて目を開けている
・まつ毛が眼球に当たり、違和感や疲れを感じやすい
といった、明確な機能障害がありました。
このようなケースでは、
単なる「目頭切開」ではなく
内眥形成術が適応になります。
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【内眥形成術とは?】
内眥形成術は、
「目を大きく見せるための手術」ではありません。
✔ 内眼角贅皮を解除し
✔ まぶたがスムーズに開く構造を整え
✔ まつ毛が眼球に当たらない位置へ修正する
“目を楽に、自然に開けるための形成外科手術”です。
今回の症例では
・目を開けるときの抵抗が減り
・視界が広がり
・無理に力を入れなくても開瞼できる状態
へと改善しました。
結果として、
「ぱっちりした印象」にはなっていますが、
これは機能が回復した結果としての変化です。
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【術後の変化】
術後は
・目元の緊張感が取れ
・表情が柔らかくなり
・疲れにくさ、見えやすさの改善
といった変化が期待できます。
「頑張って目を開けている感じ」がなくなり、
自然に、楽に目が開く状態になることが最大の目的です。
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【保険適応について】
眼瞼下垂や内眼角贅皮は
医学的に認められた機能障害です。
・MRDの低下
・視野障害
・睫毛内反による角膜刺激
などの所見があり、適応を満たせば
保険診療での手術が可能です。
「美容目的と思われないか不安」
というご相談も多いですが、
診察・評価を行ったうえで、適応があれば保険で対応します。
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【治療内容・費用】
治療内容:内眥形成術
3割負担:約102,000円
2割負担:約67,500円
1割負担:約34,000円
※症状・保険区分により変動します
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【主なリスク・副作用】
・腫れ
・内出血
・一時的な左右差
・ドライアイ症状
多くは経過とともに改善します。
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「目頭・まぶた・まつ毛」は
それぞれ別の問題に見えて、実は一つの機能ユニットです。
複数の原因が重なっている方ほど、
まとめて整えることで
自然で、無理のない改善が得られます。
目元のお悩み、
「年齢のせい」「体質だから」「生まれつきなので」と諦める前に、
一度ご相談ください。









